もりつね鍼灸整骨院

2024/05/09 10:53


あなたの腰痛の原因、実は○○だった!?

もし、あなたが繰り返し起こってしまう場合…本当の原因にアプローチできていないのかもしれません。Rheumatology誌(2013年10月)に掲載された米国の研究によると、○○に異常がある女性は、異常が無い女性と比較して、腰痛になるリスクが1.5倍も高かったようです。この研究は1930名の男女を対象に行われた大規模なものでした。この○○に入る部分、なにかわかりますか?背骨の異常?骨盤のゆがみ?仙腸関節?日本ではあまり関心がない「カラダのある部分」に原因があると言われています。それは…↓



実はその腰痛…

足の倒れ込みが腰痛の原因かも!?

その答えは「足の倒れ込み」。足のアーチが崩れていると、右下の図のように、歩くたびに足が内側に倒れてしまいます。これを「過回内足(かかいないそく)」と言います。この状態だと、歩く度に足が内側に倒れてしまいます。カラダの土台である足が、このように倒れ込むことによって、体全体の姿勢、骨配列も歪んでくると海外の足病医学では考えられています。家を想像してもらえばわかりやすいです。土台が歪んでいる家は、建物も歪んでしまいますよね。床をいくら張りなおしたところで、また歪んでしまいます。まさにそういう状態があなたのカラダに起きているということです。足の倒れ込みを改善する方法として、海外では矯正インソール(オーソティクス)を使用することは当たり前になっています。あなたが長年腰痛で悩んでいて、足の倒れ込みに対して何もアプローチしていなかったら…ひょっとすると、ここが腰痛の原因だったのかもしれませんよ…?



あなたの足は何点ですか?「足の倒れ込み度チェック」

海外では足病医(あしびょうい)という足専門のお医者さんが、FPI(Foot Posture Index)という検査法などを用いて、矯正が必要な足かどうかを判断しています。この検査方法により、あなたの足に点数をつけて、どの程度倒れ込んでいるのかを、チェックすることができます。0点がニュートラル。+1点、+2点と加算されると、足が内側に倒れ込んでいる足。というように、あなたの足に点数がつけられます。痛みの症状や、足の傾き具合によって、矯正用のインソールが必要な場合もありますので、早めにチェックしてもらいましょう!



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ひざ痛の世界基準の治し方は「運動療法」

国際関節症学会(OARSI)では、変形性膝関節症は「薬を用いない治療を中心にして、薬は補助的に用いる」ということが推奨されています。世界的に見ると、運動、減量などを行って、それでも耐えづらい痛みが出る場合にのみ、薬物療法や注射療法を行うというのが主流です。

運動といっても、軽いものでOK。世界的にも特にオススメされているのが「ウォーキング」です。変形性膝関節症で悩む99%以上の患者さんは、手術は必要ないといわれています。あなたも、まずは気軽に始められる「ウォーキング」から、ひざ痛解消への一歩を、踏み出してみませんか?